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Backside Chief Editor

野上 大介

大学卒業後、全日本スノーボード選手権大会ハーフパイプ種目に2度出場するなど、複数ブランドとの契約ライダーとして活動していたが、ケガを契機に引退。その後、アウトドア関連の老舗出版社を経て、トランスワールドジャパン株式会社が発刊するスノーボード専門誌「TRANSWORLD SNOWboarding JAPAN」に12年間従事。編集長として10年間に渡り職務を遂行し退社、現在に至る。2013年に開催された、アクション&アドベンチャースポーツのインターナショナル・フォト・コンペティション「Red Bull Illume Image Quest 2013」の日本代表審査員。また、X GAMESのほか各種スノーボード競技において、テレビでの解説やコメンテーターとして活動するなど、その幅を広げている。

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スノーボードアディクト。そんな言葉がぴったりの一人の男がいる。3年前に『BACKSIDE』を立ち上げ夏も冬もスノーボード三昧の日々を送り「スノーボードの広報役であり続けたい」と語るその名は野上大介。スノーボードを愛し愛されて四半世紀。ますます燃えたぎるその情熱の源は、スノーボードから受けた恩恵や楽しさをできるだけ多くの人に知って欲しいという純粋な思いだった。

全日本スノーボード選手権大会ハーフパイプ種目に2度出場したり複数ブランドとの契約ライダーとして活動を続けていましたが25歳の時にケガで競技から引退することになったんです。それからは板に乗って表現していたことをペンに持ち替えて編集業としてスノーボード漬けの毎日を送ることになったんです。振り返ってみると、雑誌『Transworld Snowboarding Japan』に12年在籍し本国アメリカの編集チームと情報交換したり、それまでに培ったコネクションを生かしスノーボードの情報を発信してきました。縁あってオリンピックの解説をTVやラジオを通してさせていただくこともできたり、スノーボードの魅力を伝える一翼を担えた環境に感謝しています。その”好きだ”という思いは年を重ねるごとに強くなっていくんですよ(笑)。それで”大人の事情”に振り回されないスノーボードの本質を語れる媒体『BACKSIDE』を2016年にスタートすることにしたんです。

小さな島国である日本の3/4は山地ですが、こと北海道や白馬、妙高などに積もる最高峰の雪質を意味する”JAPOW(ジャパウ=ジャパニーズパウダースノーの略)” という言葉があるのを知っていますか。世界的にみても日本は、スノーボーダーにとって極上スポットがいくつもある国です。山の形状、サイズ、雪の降りかたも場所によって違う。ファッションが地域によって特徴があるように、スノーボードもウエアの着こなしやギアなど滑りかたを含めたカルチャーがエリアによって異なるんです。そんな世界に誇るべき日本各地のスノースポットを訪ね各ショップのオーナーさんに会って話をするローカルツアーを回ることが、編集者としての自分の目標だったんです。実際に自ら足を運んで見て聞いて感じた各地の”生きた”情報は、自分の予想以上の収穫で日本のスノーボードシーンのポテンシャルをひしひしと感じました。『BACKSIDE』を通してぜひ多くの人に知ってもらうべく発信していきたいと思っています。

ノールールで自分が好きなラインを刻みながら滑ることは、同じゲレンデでも十人十色の選択肢があるということと同じ。どう滑るかというのは自分次第なんですよね。いかに自分らしくカッコよく滑るか、これは自ら選ぶことで積極性や自発性が育まれ、能動的な思考にも繋がっていると思うんです。校則が厳しかったりレールに乗ろうとしがちな日本の学生生活を送っていた僕にとってスノーボードは、自分の意見を物申すスタイル/中身を作ってくれた存在です。雪山を前に木があって崖があって飛んでも飛ばなくていい状況で、自分で選んで失敗してまたトライするその一連を繰り返すことで、刺激と自信を得ることができた。そんな、スポーツというワンワードではくくりきれない、個々のフリースタイルを得ることができるスノーボードの魅力を伝えたいです。形は変われど、この先もスノーボーダーとして自分で選んだラインを刻んで生きていきたいと思います。

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