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深見 展啓

風景、バスケットを中心としたスポーツ、ファッションをテーマに力強い写真に定評のあるフォトグラファーであり、2019年に結成20周年を迎える再始動したヒップホップグループ「ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)」のメンバーXBSとして、バスケットボールマガジン『FLY』のクリエイティブディレクターとしても活動中。

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ヒップホップアーティスト、フォトグラファー、ビデオグラファー、クリエイティブディレクターといくつもの肩書きを持ち合わせる男の名は、XBSであり深見展啓。タフさと繊細さを持ち合わせ、好奇心と探究心が止まらない。ここ最近は、食改革が起きて玄米生活が始まったのだそう。タフなくらしを重ねたからこそたどり着いた、肩肘を張らないゆとりをもった暮らし。常に前進する彼の心の内を聞いた。

僕が一番憧れている男がフューチュラなんだけど、ひょんなことから彼の息子と出会ってずっと友達関係が続いている。今や売れっ子カメラマンである息子のティムの影響でCanonの5D マークⅡを購入、誰もいない夜中の都会の景色を撮り始めたのがカメラを始めたきっかけだったんだ。ブランド「NITRAID」をやっていた時に僕の撮った写真を使ってカレンダーにしたこともあってね。趣味で始めたカメラだけど、奥深くてどんどんハマっていった感じ。ブランドを終えた後、好きだったバスケットボールとファッションやカルチャーをテーマにした雑誌『FLY』の取材撮影をし始めて、友達伝いにアメリカのバスケのとある独立リーグのドキュメンタリー撮影に誘われたのが最初の仕事だった。NITRO(MICROPHONE UNDERGROUND)のXBSとしてアーティストもしていたから被写体の気持ちもわかるということで撮影ディレクションもしてね。そのあとイベントのリキャップやファッションブランドのカタログ撮影の仕事をさせてもらうようになって、最近ではムービーを撮ったりもしているんだ。

アーティストとファッションブランドのディレクションを生業に過ごした数十年だったんだけど、今ではスチールやムービーの仕事をさせてもらって肩書きにとらわれずに色々なものを吸収して進化していきたいと思っている。どんな仕事もほんとうに奥が深くて簡単にはいかないけど、今までやってきたことが何かしら繋がっている一面があると思うんだよね。例えば、動画をいじる編集作業は、波形を並べる観点で音楽作りとリンクしていることにも気付いたりして。今までやっていたこととどこでどうリンクするかがわからないから面白いよね。やってみて気づくことがたくさんあるからどんどん挑戦したいと思うんだ。そんなことを思う反面、のんびりしてみたいという気持ちもあって。振り返ればずっと忙しなく、都会のコンクリートに囲まれて暮らしてきたから、太陽と土を感じながら暮らしてみたい、という思いもあったりするんだ(笑)。

たまたま手に取った食に関する本を読んで、まずはコンビニ飯を止めてみたんだ。意外だと思うけど、最近はぬか床をつけて具沢山の味噌汁と玄米を食べる暮らしをしているんだよ。大好きだったパスタやパンといった小麦をやめて日本人らしい食生活を心がけてね。今までは欲にまみれてコーラにポテトチップスみたいなジャンクなものを食べて生きてきたけど、そんな当たり前のルーティーンを止めてみると考え方が明確に変わった。いろんなものをややこしくして考えていたな、って。実は6日間の断食もしたんだけど、これは内臓を休ませるという行為だけじゃなくて、自分と向き合う時間にもなってよかった。今までの自分/人間の弱さを言い訳にして文句を言っているだけで逃げているだけで何もできないな、と気づいたんだ。原宿・表参道あたりで玄米やオーガニックを食べられる場所も知っているから、興味がある人は声かけてみて(笑)。最近では、そんな感じで仕事も食も無理をせずに自分のペースを選んで過ごしてる。僕の場合、肩書きもいくつもあって中途半端かなと思うこともあったけど、今ではそんな悩みも吹っ切れて、俺は俺だからこのまま進んでみようと思っているよ。

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